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飼い主の心の変遷話


仕事を辞めてから、ほんと毎日がパラダイスです。




なにより、ずーっとP氏と一緒にいられる事がほんと幸せ。

飼い主の心の変遷話 (3)



仕事辞めたら、なんとなく社会と隔絶される気がしてそれがなんか怖くて、人間が何本かの芯が折り重なって形成されているとしたら、仕事を辞めることでまるで自分の芯、それもぶっとい芯みたいなものを一本取っちゃう気がして、バランスが崩れたり 焦燥感に駆られる日々を送るかな、なんて思っていたのですが、そんな事は今のところ全くなく、とりあえず毎日ご機嫌に生活出来てます。




大した仕事をしていた訳ではないのですが、東京で生活していた頃は、それなりに忙しい日々を送っていた。




平日は家と職場の往復でほぼ一日が終わる。




ちょっと空いた時間でお稽古ごとをする訳でも、ジムへ通うのでもなく、友達とお茶しに行くのでもなく、忙しなくP氏のお世話をしているだけの日々でした。たまに飲みにも繰り出してましたけど。





時間があるのなら、P氏の傍にいてあげたい

飼い主の心の変遷話 (2)



と、切に願う日々。長時間お留守番をさせている訳だから、後ろめたさみたいなのが拭えなくて、どこかで巻き返しをしなくては、と考えてばかりの毎日でした。





自分の中で、プライオリティーが高いもの。



それは何を差し置いてもP氏だったから、やっぱり独り暮らしで犬飼ってる身としては、自分以外に代えが利かない分、P氏の事を思うとほんと辛かった。






代えが利かない。ごまかしが利かない。自分しかいない。





その環境を選んだのは、自分。けど、小さな命の重みを考えると、やっぱり生半可な気持ちで向き合えなかった。






だって、生きてるんだもん。意思表示するんだもん。無視できない。






こんなこと書くと、責任感が強い人、みたいに思われるかもしれませんが、これ、当たり前の感覚だし、犬をもしこれから飼おうと思っている人が仮にこのブログを見ていたとしたら、勘違いしないで欲しい。





この感覚、感情というものは、しごく当たり前。





むしろ、自分の置かれている環境というものを熟知し、計算し、シュミレーションした上で犬を飼って欲しい。かわいいだけじゃないからね。






命を育むということは、






「かわいいから」「昔から犬を飼いたかったから」






という短絡的な(と言っちゃ失礼なんだけど)発想だけで犬を飼うと、わたしの様に仕事を辞める羽目になる。




もしくは、犬を手放す羽目になる。





もちろん、上記の様なきっかけありきで犬を飼うのは、大賛成。けれど、犬との共存生活、このシュミレーションが重要ということ。




不思議とさ、




>生きてるんだもん。
>意思表示するんだもん。
>無視できない。





という考えから、徐々に可愛い愛犬の笑顔を見たい、とにかくなんかしてあげたい、と思うようになるんですよねー。

飼い主の心の変遷話 (4)






喜ぶ事をしてあげたい。悲しむ顔は、見たくない、と。





なぜなら、一緒に生活してて気付く。





どうやら奴らは心を持っているらしい とね

飼い主の心の変遷話



かわいいだけじゃないんですよね。




わたしは今、P氏に夢を見させてあげたいとすら思ってしまう。まあ、前からですけど




そして、いつでも一緒にいてあげたい。いつでも声をかけて、笑いかけて、何でも好きな事をやらせてあげたい。何にでも興味を持って欲しい。もちろん、だからと言ってリードフリーで好き勝手やらせる訳ではないけれど、犬の気持ちってやつは、助長させてあげたいと思う。




そんなことすら思ってしまう。




これって多分、傍から見ると ものすごく滑稽で、バカげた発想なのかもしれないけれど、ここまで来たら、もう突っ走るしかないよね←






けれど、この感情って実はとても脆くて危うい。






人間、守るべきものが出来ると、強くなる半面、怖くなる。





だって、P氏がもし死んじゃったりなんかしたら絶対わたし寝込んじゃう。寝込むだけならまだしも、命を捧げてもいいと思えるくらい大切で、何にも代えがたい、尊いこの小さな命が天に召されてしまったとしたら、最悪の事態すら考えてしまう。





それくらい、自分が弱くなってしまう。






・・と 長々とここまで書いて、どうまとめよう(え)






まー、いろいろ書きましたが、ある日犬を飼ったひとりの女は、強くなり、そして周りが呆れちゃうくらい親バカになりました、というお話でした。





まとめが緩いなー





さて、あなたは?




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[ 2011/08/24 08:00 ] 日記 | TB(0) | CM(8)

あははは

私も にゃんこを飼った時 同じように「この子がいなくちゃ 絶対生きていけない」って思ったけど

見送る時 ありがとう
もういいよ

そう 心の底から 言えた。思えた。

これから 何年も一緒にいると 瓜子ちゃんも また変わるかもね

今は わんこたちとの一瞬一瞬が 大事です
[ 2011/08/24 11:33 ] [ 編集 ]

深いですね~・・・。
私もできる限りワンたちのために
最善を尽くして生きています。
なので・・・
後悔とかないので、これからの
未来、何があっても受け入れら
れる・・・
と思います。
[ 2011/08/24 12:12 ] [ 編集 ]

こんにちわ

我が家のイミュウ姐さんは全く素直な性格ではありません。
それがかえって全部見据えている気がします。
怖い時があるんです。でも時にはこちらが甘えてしまったり。。。
瓜子さんの言ってる事分かります。
クッキー型凄いですね~ちゃんとアルミボードで作ったんですね。
可愛いです~丸い所がいいですね~
[ 2011/08/24 12:24 ] [ 編集 ]

あー、すっごくわかります。
毎日一緒に出勤して、私が仕事してる間は机の下でおとなしくしててくれたらどんなにいいかって思います。
そして大ちゃんが死んじゃったら、ペットロスになって立ち直れないかもって思います。
でも私は大ちゃんを迎えて強くなったかな~?単に付き合いの悪い人になっただけかも…
[ 2011/08/24 22:06 ] [ 編集 ]

考えたくないけど、
やっぱり時々、ふと思っちゃいますよね・・・

考えれば考えるほど、私も怖いデス

でも、絶対決めていることは

最期のその時は絶対傍にいてあげようと・・・

最期の一瞬まで、
あなたを愛していたよって伝え続けようと・・・

ヤバい、こんなコト書いているだけで鼻水がァァ・・


[ 2011/08/25 02:30 ] [ 編集 ]

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[ 2011/08/25 09:10 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>にあさん
そう思えるようになるんですかね~。まだ若いから、死期とかそういうのが、ほんと怖くて仕方がないです。ふとそんなこと考えちゃいます。

>ちこティママさん
何があっても受け入れる、わたしもそのつもりです。

・・が、ほんとは飼い主が強くなくてはいけないけれど、いろいろ考えると胸が張り裂けそうになっちゃいますね。弱いなぁー

>Coucouのいくこさん
子供みたいな感覚、パートナー・相棒みたいな感覚、いろいろですよね。時には頼ったりすることも、ありますよね。。

アルミは簡単に手に入るし、扱いやすいので作ってみました。ビションは丸いので、作りやすかったです★

>かおりんさん
大ちゃんなら、きっと机の下で大人しくしていられると思いますよ◎優等生ですし!

あはは わたしも付き合い悪い人になりましたが、行動力が付きましたねー。あと、やっぱり何があっても守るって気持ち、発揮する場面ありませんが、絶対にぶれない心の強さ、持ちよう みたいなものが、培われた気がします~

>ショコリーゼさん
ふと考えてしまうのと、わたし、たまーにP氏が死んじゃう夢を見るんです。もう、目覚めの気分、最低最悪に悪し。で、夜中目が覚めて、隣で寝ているP氏の体を撫でて、「夢か・・」と胸をなでおろす。夢に見るってことは、潜在的に恐れてるんですかねー?

・・そうですね、最後の一瞬までも、愛情でいっぱい包んで見送ってあげたいですね。
[ 2011/08/25 09:11 ] [ 編集 ]

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[ 2011/08/27 02:22 ] [ 編集 ]

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